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Druckのガスタービン向け燃料測定のソリューション事例

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ドラックのお客様でイタリアを本拠地とするガスタービン、コンプレッサー、ポンプ、メーター、及び圧力レギュレーター等オイル&ガス分野で使われる機材や装置のメーカー企業の事例です。

 

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お客様: ガスタービン・メーカー 

業 界: エネルギー発電

アプリケーション: ガスタービン用の燃料モニタリング

ソリューション: ドラックのデジタル圧力センサーの TERPS DPS8000 CANBusの高精度な燃料計測でガスタービンの燃料の効率的化を実現しました。

 

ドラック・チームは、オイル&ガスの大手技術メーカーのグループ企業から相談を受け、ガスタービン向けの燃料測定の課題を解決し、提案しました。

 

 

お客様の直面した課題

一般に、ジェット/エアロ用エンジンやガスタービンは、多くの発電施設で重要な機能を担っており、信頼性の高い効率的な発電源を供給するために欠かせません。

ガスタービンの稼働を保持するには、計画と保守に多くの作業を充てて、持続的信頼性や最適なパフォーマンスを発揮させなければなりません。この部分にはシステムを構築し、発電させるために非常に複雑な作業が必要とされ、忍耐を強いられます。

 

燃料制御ユニットはガスタービン・エンジンのための制御システムで、操作制御と燃料バルブの間を取り持つものです。ガスタービン・エンジンは、燃焼チャンバーに燃料を補給する量によって統制されています。燃料制御ユニットは操作側が必要とする電力を供給するために必要とされる燃料量を決定するコンピューターの機能を提供しているのです。

 

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写真1:ガスタービン

燃料制御ユニットに装備されている圧力センサーは、そのシステムにどれくらい燃料が供給されているかを追跡できるように設計されています。圧力センサーがその情報を感知すると、コンピューターがデータを分析し、タイミングとエンジンに噴射される燃料量に関し必要な変更を行います。これにより、ガスタービン・エンジンを最適なパフォーマンスを引き出すことができるのです。

ガスタービンは高温で高振動の環境に設置されています。ドラックのお客様は、その中の燃料を測定・監視するための厳しい稼働環境に直面していたのです。材質と設計が中心的な課題で、センサーは高い温度と時間とともに極端な温度による圧力変化を感知する必要がありました。

 

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写真2:Picture 2: Druck DPS 8000 TERPS

 

Druckのもたらしたソリューションと付加価値

ドラックのお客様は DPS 8000 TERPS (Trench Etched Resonant Pressure Sensor) にアップグレードし、振動式シリコン技術を駆使した工業用の圧力センサーから最高のパフォーマンスを引き出すことに成功しました。このドラックの小型センサ―TERPSは、防爆認証をもっており、堅牢に設計されているため、高温での稼働を制御バルブに圧力センサーを直接マウントさせて使用させることができます。

このガスタービン向けのアプリケーションには3つのメリットがあります。 

設置コストの削減:配管作業を軽減し、耐圧防爆筐体が不要です。  

制御システムの応答速度の短縮:手間のかかる配管作業が不要です。

CANBus コミュニケーションのプロトコルは、高速での計測を可能にし、計時制御アプリケーションでの使用を実現しました。更に、システム内のどのセンサーにもシングル・バスを用いることで設置や保守の費用を軽減させることができます。

ドラックのTERPSユニットは、多くの競合製品に比べて高い圧力レンジを提供できます。これは、タービン製造企業が高出力なタービンを開発し続ければ、タービン制御システムの設計において将来的に高いポテンシャルをもちます。

 

 

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